蕎麦打ち名人

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 第七回東莞和僑会で,田中光学科技有限公司を訪問した.
「毎朝15分の掃除が会社を変える.環境整備とその方法」
と言うタイトルで,田中光学の石野さんがどのように経営改革をして来たかを教えを受けて来た.

定員をオーバーするお申し込みがあり,急遽座席を追加して対応した.

石野さんの組織運営の基本は,以下のステップだと理解した.
人の意識を変えることにより,人の行動を変える.
人の行動を変えることにより,人の習慣を変える.
人の習慣が変われば,組織の文化が変わる.
組織の文化が変われば,業績が変わる.

詳細は第七回東莞和僑会議事録を参照いただきたい.

このコラムでは,工場見学会後の懇親会の様子をシェアしたい.

工場訪問した田中光学さんでは,日本本社から役員さん2人が東莞和僑会の訪問に合わせて,出張してくださり懇親会にもご参加いただいた.

遠方からのご参加者が帰った後,田中光学の皆さんと和僑会事務局メンバーと雑談をしている折に,役員さんのお一人が蕎麦打ちの名人であると分かった.

既に会社の名刺はいただいていたが,もう一枚個人用の名刺をいただいた.
その名刺には,

「蕎麦打ちは,材料も道具も単純にして限られたものを使う.それだけに腕と感覚がものをいい,単純ゆえに奥が深い.
私を駆り立ててやまない蕎麦打ちの魅力とは,そんな所にあるような気がする.
蕎麦打ちを通して人との交流を深め,ついでに蕎麦周辺にくっついている文化的な香りを楽しみたい.ほんの少しの遊び心さえあればいい.
今日もすがすがしい気持ちで蕎麦粉と語り合い,生涯蕎麦打ちを最大の友として楽しみたい.」

とあった.

何かを極めてしまった人は,極めてしまった事をその分野以外でも発想出来る様になるものだ.経営者は,何か一つ極めた分野を持つべきだと思う.それは趣味でもかまわない.

早速懇親会場となった日本食レストラン(手打ち蕎麦が売り)の女将を呼び蕎麦粉を少々持って来てもらった.厨房からは蕎麦を打っていると言う若い料理人も出て来た.持って来た蕎麦粉をぐいと握るなり「水分率が低い」とおっしゃった.私は心の中で「お〜っ」と声を上げていた.
その場で即席の蕎麦講義が始まった.
女将も料理人も,名人の一言をも聞き逃すまいと言う熱心な姿勢で耳を傾けていた.

これは最高に面白かった.私は蕎麦が大好きで,日本に帰国すると毎日蕎麦を食べるくらいだ.自分で蕎麦が打てたらどんなに楽しいだろうか,などと考え面白い企画を思いついてしまった(笑)

蕎麦打ち名人が次回中国に出張される時に合わせて,「手打ち蕎麦教室」を開催したいと考えている.いつ実現出来るかお約束は出来ないが,蕎麦好きの方はご期待いただきたい.

林@クオリティマインド の紹介

中国広東省にて品質改善・経営革新コンサルをしています.
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