第五回東莞和僑会:議事録

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テーマ:ソーシャル型モノ造り

日時:2013年3月9日(土)15:00〜17:30
場所:東莞市常平鎮五月花酒店会議室

  • 司会,パネラーから本日のテーマに関してプレゼンテーション
    林:

    中国に於けるモノ造り企業が置かれている状況
    産業構造の変化,製造業はスマイルカーブの底辺に位置づけられる.
    労務費の上昇,もはやローコスト生産国ではない.
    富裕層市場,世界の工場から世界の市場.
    以上の様な経営環境で,モノ造りを継続発展させるためには,お客様から図面をいただいて加工するビジネススタイルから,自社オリジナル製品を製造販売する企業に転換してゆく事が必要.
    そのために,同じ志を持った仲間が集まり「ソーシャル型モノ造り」を提案したい.

    熨斗:

    プレス加工の下請け工場が,将来を見越して自社製品を持とうと決めた.
    新規事業開発室を作り,数々の製品を検討した結果,飲料水の製造販売に取り組んで来た.
    今,更に水から「健康」と言うマーケットに出てゆこうとしている.
    12年間苦労して来たが,今なら当時にないリソースがある.異業種もまた,自分の描いたパズルの中に入れることができる.またゼロからでもやれると信じている.重要な事は,「想えること」「行動出来ること」.じゃんけんは何度もやれば,50%の勝率となる.重要な事は,じゃんけんをやり続けること.
    100年後に何を残せるのか,と言うコトを考えて取り組んでいる.

    西塚:

    最近は,お客様からの値引き交渉にロジックがない.つまり,こういう造り方にすれば,材料をこう使えばコストが下がるはずだから,いくら値引きして欲しい,と言うのがロジカルな値引き交渉.一律○○%値引きして欲しい,と言う交渉にはロジックはない.このような値引き要求を「自責」で考えることにしている.お客様の要求だからしょうがない,と考えれば解決策はない.自責で考えると,お客様が支払う以上の価値を提供していないから値引きを依頼される,となる.こう考えれば,自分たちの仕事の質を更に高めることができる.
    今自分たちは,印刷によりお客様に取り説などを提供している.近々映像制作の会社を作ろうと想っている.映像を通して,皆さんの意欲を高め,背中を押すことができると想っている.

  • 全員でのディスカッション:ソーシャル型モノ造りについて
    (多くの意見が出ましたが,代表的なモノを未整理のまま記録に残します.)

    • メンバーで議論ディスカッションする場合,IT技術が使える.Face to Faceのミーティングが必要なとき以外は,クラウドを活用したミーティングが出来る.
      →資料・メモなどを共有出来るクラウドスペースを準備する(事務局)
    • 労働集約型のモノ造りの未来に不安を覚えている.社内でも色々なビジネスを検討してみたことがある.その結果新しいビジネスが出来た訳ではないが,毎日同じ仕事の繰り返しからくる「閉塞感」が無くなり,本来の仕事にもプラスとなった.
    • 設備などを生産していると,メンテナンスの問題があるので,競合企業とも手を組んで仕事をすることがある.
    • アイディアを出すことにより,自分自身を活性化出来るのが,最大の効果.
      中国でモノ造りをしていると,真似をされるのが最大の悩み.
      →突き抜けたレベルまで技術を磨く.技術をブラックボックス化する.
    • いきなり会社を辞めて新しい事をやるのではなく,今の会社で新しい事に取り組むと言うスタイルもあり得ると感じた.上手く行けば,新規ビジネスとして会社から資金などのリソースを提供してもらえるかもしれない.
    • 会社を立ち上げている時は充実しているが,日常オペレーションになると視野が狭くなる感じがする.常に視野を広く保つためにも,この様な会に参加する意義がある.
    • 日系企業とのビジネスは楽だが,中国企業とのビジネスには壁がある.
    • 日本本社と相談してもらちがあかない.こちらから風穴をブチ開ける気持ちで行かないと駄目.
    • 自分たちは,多品種微量生産,納期対応で差別化している.社内で自分たちに都合の良い商品が出来ないか色々工夫して見ている.今の所,本業の能力のエッジを立てようと考えている.
    • 今年の会社の方針を「モノを売るのを止めて,コトを売る」とした.
    • 「100年後に日本はあると思いますか?」と言う質問を色々な人に投げかけている.中に「100年後はもう生きていないから,どうでも良い」と言う人がいて愕然とした.
    • 色々な人がコラボ出来れば,新しいアイディアが出る.

以上非常に活発な意見交換が出来ました.
懇親会にも大多数の方が参加いただきました.

事務局は「ソーシャル型モノ造り分科会」立ち上げのための基盤を準備し,近い内にご案内します.

※当日ご参加になれなかった方で,東莞和僑会に入会ご希望の方,ソーシャル型モノ造り分科会にご参加ご希望の方は,右のアイコンをクリックしてメールにてお申し込みください.
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林@クオリティマインド の紹介

中国広東省にて品質改善・経営革新コンサルをしています.
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