第四回東莞和僑会:議事録

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藍光科技集団工場見学

日時:2011年11月5日(土)
場所:東莞市長安鎮 藍光科技集団

  • 藍光科技集団紹介
    2002年:金型技術者の若者3人で,金型生産の会社を創業
    2005年:成型機を導入.プラスチック部品の生産を開始
    2007年:光ファイバー製品など自社設計部品の生産を開始
    2011年:四川省瀘州に工業団地を建設

    従業員:460人(内150人技術者)
    顧客:日系顧客80%,米国顧客15%,その他5%

    開発製品:光ファイバー,衛星通信電話,ミニプロジェクター,眼鏡型ディスプレイ

    社内システム:金型の開発から,成型品の生産まで一貫してバーコード管理ができるようにした.金型開発工程の把握.出荷製品のトレーサビリティ(誰が生産したまで)取れるようにしている.

  • 工場見学
    光ファイバー組立工程
    塗装工程,塗装準備工程
    測定機室
    金型加工工程
    成型工程
    見学順路の掲示物を見ると,作業員一人ひとりの目標管理,改善提案制度,7S活動などを行っているのがわかる.
  • 交流会
    • 顧客はどうやって増やした?
      技術者だけで始めた会社なので,営業は苦手.ほとんど顧客の紹介.
      独立時には,以前勤務していた日系企業から仕事を回してもらえた.
      創業時からの顧客(和僑会参加者)は,藍光を育てようと9年間付き合っている.技術者を連れて日本本社に研修に行ったこともある.
    • たった9年,32歳の若さでここまで成長した成功要因は?
      自分ひとりの力ではない.幹部と一緒に頑張ったからできた.仲間の夢を実現したいと思っている.
    • 製品開発について
      MBAの同級生とのつながりでミニプロジェクターを開発した.
      政府からの声掛けにより,研究機関や大学とも協業して製品開発をしている.
    • 人材育成について
      幹部は順番にMBAの通わせている(毎月3日間,宿題どっさり)
      MBAは知識の勉強以外に,人脈を造る利点がある.
      従業員向けには,内部独自研修をしている(工場見学時に見た成型課の掲示物には,11月度には5項目の研修が計画されていた)
    • 今後の課題
      この会社は自分のものではない.幹部と一緒にビジョンを作り上げたい.
      利潤を生み出すことが,企業の使命.問題はその配分方法.小さかったときと同じやり方ではうまく配分ができなくなってきている.
  • 感想
    蘭董事長は言葉の端々に「うまく行っているのは私の力ではなく,仲間の力」「会社は私のモノではなく,仲間のモノ」と言います.
    蘭董事長のこのような考え方や人柄をベースとし,仲間と夢を共有することが出来たから,たった9年で会社を大きく育てることが出来たのだと,私は感じました.
  • 彼は,企業は利益を生み出すことが使命.仲間・協業者と利益を共有・配分することが重要と言っています.しかし彼は,仲間と夢を共有・享受した方が成功への近道だと,気がついているのではないでしょうか?

    彼が仲間だけではなく,全従業員に夢を語り,夢を浸透させた時に,会社は更に強くなるはずです.利益追求の会社ではなく,従業員の幸せ追求の会社を作る可能性を持った経営者だと感じました.

    蘭董事長,藍光科技集団の成長をそばで見守りたいと思っています.

  • 懇親会
    第四回和僑会・懇親会

    一番奥の向かって左側が蘭董事長

文責:林徹彦

林@クオリティマインド の紹介

中国広東省にて品質改善・経営革新コンサルをしています.
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